2010年11月12日(金曜日)第2回目の研究会は無事終了致しました。
ご参加いただいた約70名の皆様、どうもありがとうございました。そして、浜松国際交流協会 堀永乃さん、ヤマハ発動機IMカンパニーの山屋宏さん、厚生労働省外国人雇用対策課の名田裕さん、お忙しい中、貴重な実践の報告や雇用対策の実施結果等についてお話をしていただきありがとうございました。
教育現場と企業とが連携し、日本人社員と外国人社員が人間関係を構築していくには、研究会の参加者ひとりひとりの日々の努力はもちろん、「ネットワークづくり」「コミュニケーションづくり」「行動力」等が重要であることなどを教えていただきました。今後の雇用対策においては、教育現場と企業との連携を担う人材(コーディネータ他)の配置が速やかに検討されていくことを期待したいと思います。
参加者の方から、「今まで日本語教育というと、言葉を教えることばかり考えていました。人間関係を作るために言葉を教える必要があると感じました」といった感想が届いております。
配布された資料は次のとおりです。
・http://www.hi-hice.jp/doc/aboutus/report/part4.pdf
・http://www.hi-hice.jp/doc/aboutus/report/part5.pdf
・厚生労働省Press Release(平成22年11月5日) 「(独)労働政策研究・
研修機構(JILPT)による地方自治体における外国人の定住・就労支援への取組
に関する調査結果(速報)について」
・職業安定局派遣/有期労働対策部外国人雇用対策課・厚生労働省 都道府県労
働局 公共職業安定所「専業主のみなさまへ 外国人雇用はルールを守って適正
に」
・「日系人に対する機動的な雇用対策とその実施計画について」
第3回研究会は、2011年2月18日18時から政策研究大学院大学で開催される予定です。研究発表や実践報告、ポスター発表などを予定しております。後日、事務局より発表者の募集を致しますので、よろしくお願い致します。
報告者:近藤 彩(研究会幹事/政策研究大学院大学)