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活動


● 第3回ビジネス日本語研究会 B会場報告

発表1
タイトル: 異文化コミュニケーションにおけるビジネス日本語
  -KB・JBの意識調査を通じて-
発表者: オ ジョンウ(愛知県立大学大学院)
報告: オ氏は、韓国人ビジネス関係者と日本人ビジネス関係者の間のビジネスコミュニケーションにおける障害要素について、意識調査の結果をもとに言語、言語行動、非言語に分けて分析結果を発表した。発表後のディスカッションでは、調査結果の一つとして挙げられた「日本人ビジネスマンによる暗黙の日本文化の押しつけの存在」に関心が集まり、社内と社外で違い、異文化のギャップを前提にした対策の有無、「押しつけ」の解釈、教材開発による解消の可能性などが話題となった。
 
発表2
タイトル: ナガヌマにおける実践報告
発表者: 内野英治(ナガヌマスクール東京日本語学校)
報告: 内野氏は、ナガヌマスクールにおけるビジネス日本語クラスについて、対象とする学習者、学内での位置づけ、シラバス、テキスト、授業スタイル、目標管理と評価について詳細に発表した。発表後のディスカッションでは、日本語学校としての学生の就職対策、企業・人材紹介との連携、企業インターンシップの有効性、学習者の募集の方法、学校経営としての課題と可能性などが話題となった。
 
発表3
タイトル: 企業人家庭でのインタビュープロジェクトによる職業意識形成の試み
発表者: 仁科浩美・楊帆(山形大学)
報告: 仁科氏と楊氏は、大学の留学生に対する日本事情・キャリアパスの授業で、企業人の家庭へのホームビジットによるインタビュー活動の概要とその成果について発表した。成果として、個人としての日本人企業人と接することにより、学生が日本人の仕事に対する考え方を知ることができ、自身の就職に関する現実味のある情報提供が得られ、この活動で学生が考える機会を得られることなどが挙げられた。ディスカッションでは、新鮮な取り組みとして、活動プロセスの意図や具体的な手法が話題となった。


報告者: 奥田純子(コミュニカ学院)


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