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ビジネス日本語研究会 第11回研究会報告(2013.10.16)

グローバル人材育成としてのビジネス日本語教育のスコープとタクティクスを考える

毎年1回は東京以外、金曜夜以外に開催を・・という会員のリクエストに応え、第11回研究会は阪神三宮駅に近い神戸センタープラザでの開催となりました。

今回は、これまでとこれからのビジネス日本語教育を整理するという視点から幹事全員による発表を企画しました。奥田幹事の開催あいさつの後、セッション1.ビジネス日本語教育のスコープ:整理編】では、「ビジネス日本語教育再考―いつ、どこで、だれが、なにを:カスタマイズとCan-do」という題で、堀井からビジネス日本語教育の現状、留学生の採用先の分析、グローバル人財とブリッジ人財の違い、多様なニーズの整理、Can-do活用によるコースデザインなどについての発表がありました。

休憩の後、セッション2.ビジネス日本語教育のタクティクス:方策・事例編】では、粟飯原幹事による「初級ビジネス日本語教育の実践報告」、近藤幹事による「課題達成のプロセスとケースで学ぶビジネスコミュニケーション」、堀井による「ベトナムの大学での実践例」、そして、神吉幹事による「企業向け日本語研修開発を通した日本語教育専門家の役割論」とこれからのビジネス日本語に関わる4つの発表が繰り広げられました。

会場からはたくさんの質問をいただき、また、活発なやり取りも生まれ、ビジネス日本語についての理解や今後の方向性についての共有ができたと思われます。セクション2の発表時間が短かったので、もっとゆっくり聞きたいという声もありましたので、また、改めてこれらの内容に触れていく機会を持ちたいと幹事反省会で相談しました。

神戸は良い天気に恵まれましたが、翌日は神戸マラソン開催日と重なり、市内の交通が混乱していたため、東京に戻るため、私たちも走り回らなければ新幹線に間に合わないというおまけつきの研究会でしたが、2014年度も東京以外開催を予定しています。

開催希望地、研究会で扱てほしいテーマなどありましたら、ご連絡ください。

(文責 堀井)

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