2025年度総会・第39回研究会のご案内 第2弾
厚生労働省の「外国人雇用状況」によると日本における外国人労働者数は、2024年10月末時点で2,302,587人となり過去最高を更新しました。一方、「技能実習制度」に代わる新たな制度として「育成就労制度」が導入され外国人材をめぐる制度が大きく変わろうとしています。そのような中、令和6(2025)年度第2回の認定日本語教育機関の認定結果では、初めて「就労」の分野で2つの団体が認定されました。
第39回研究会では、まず就労外国人材に関わる制度がどのように変わったか、それに伴い日本語教育や日本語教師の関わりがどのように変わるのかについて確認します。その上で、今回「就労」分野で認定された日本語教育機関からパネリストをお招きし、就労分野の日本語教育として、カリキュラムやシラバス、教育のゴール設定において工夫された/苦労された点と課題、そして、これからの展望についてお話しいただくパネルセッションを行います。
後半では、参加者の皆さんに、まず、パネリストへの確認事項や質問などをグループでまとめて出していただきます。それらについて話し合いながら、パネリストを含めた全体討議を通じて、就労分野の日本語教育の現状と課題、そして、展望について理解を深めていきたいと思います。これからの日本語教員養成や大学の日本語科目、そして認定申請を控えている日本語教育機関にとってリアルなヒントが見つかるのではないでしょうか。
テーマ :「就労分野の日本語教育の現状・課題・展望」
■ 日 時: 2025年6月7日(土)13:00~17:00(予定)
■ 場 所: 武蔵野大学有明キャンパス 4号館3階 4-303教室
■ プログラム:
13:00~13:30 総会(会員のみ)
13:30~13:40 開会の挨拶・趣旨説明
13:40~15:20 パネルセッション
話題提供:外国人材をめぐる制度について
淺海一郎(ビジネス日本語研究会幹事・内定ブリッジ株式会社)
【パネリスト】
公益社団法人 国際日本語普及協会 (AJALT) 機関誌『AJALT』編集長/日本語授業部 担当部長 青木忍氏
認定日本語教育機関(就労)JICE日本語教育・就労支援センターセンター長 長山和夫氏
15:20~15:30 休憩
15:30~16:50 グループワーク、全体ディスカッション
16:50~17:00 まとめ、諸連絡等
■ 参加費: 会員無料 / 非会員\1,000
■ 定員: 80名(先着順:〆切日時前でも定員に達し次第締め切ります。)
■ お申し込みはこちらのコクチーズからお願いいたします。
コクチーズ https://kokc.jp/e/5c98b781a1520e41f544cc49ee97589b/
【担当幹事】:淺海一郎、伊藤奈津美、鈴木綾乃、高橋桂子、藤本かおる、堀井惠子、村澤慶昭(五十音順)